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【 2025/07/22 02:31 】
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諸事情で昨日急遽雪組の全国ツアー「外伝 ベルサイユのばら -ジェローデル編-」「ミロワール」を観劇してきました。
もともと、来週の相模大野公演はチケットを確保していたのですが・・・。

ベルサイユのばらは私自身宝塚ファンになるきっかけとなった作品で(私は平成元年の杜けあきさんと一路真輝さんのベルばらを観て宝塚ファンになりました)のでとても思い入れがあります。
外伝は曲も一新して今までとは一味違うベルばらでした。

ところで、オスカルというとヴァイオリン。
原作でもオスカルがヴァイオリンを弾く場面が何度か出てくるのですが、そこでモーツァルトについて触れていることが多いのです。

まずは今回の外伝で初めて舞台化されたオスカルの婚約者選びの舞踏会。
原作にもありますが、そこでオスカルの台詞でこんな言葉が出てきます。

「ムッシュウ・モーツァルトが貴女の為に作曲したのは確か、フルートとハープの為の協奏曲でしたね。
 大変いい曲でした。」

言っている相手は天勢いづるさん演じるギーヌ嬢なのですが、検索してたらこんな記事にあたりました。

フルートとハープの為の協奏曲
モーツァルトはあちこちに旅をして、その地の貴族などと交友関係を結んでいますが、1778年にパリへ滞在した際も、ド・ギーヌという名の伯爵と音楽を通じて深く交流しています。
伯爵がフルートを演奏し、令嬢がハープを演奏したことから、彼らのために作曲されたのがこの協奏曲。
フランスで流行していた優雅なロココ趣味を取り入れ、幸福いっぱいで合奏を楽しんでいるような作品に仕上げました。
なお、この曲は令嬢の結婚式でも父娘により演奏されたようです。

原作ではたった一コマの内容なのにちゃんと史実に忠実な台詞になってるんですね。

他にもヴァイオリンを弾くオスカルが「さあこんどはなにがいい?モーツァルトの最新作をきかせるか?」とアンドレに言う場面がありますし、宝塚で「今宵一夜」として有名なアンドレとオスカルが結ばれるシーンでは

部屋の前でヴァイオリンを弾くオスカル。
その姿をみたアンドレは

「おまえにモーツァルトはちょっと役不足だ。
 おまえの手にはもっとダイナミックな曲がふさわしい。」

といい、オスカルは

「ふっふ・・・なかなか耳がするどい」

と返しています。
アンドレの言う「もっとダイナミックな曲」がどんな曲をさしていたのか気になるところです。

ちなみに宝塚版でもアンドレが毒入りワインを飲ませようとするところでオスカルがヴァイオリンを弾いているのですが。
この場面のヴァイオリンの曲にはモーツァルトの曲(ヴァイオリンとヴィオラの為の協奏交響曲K.364 第2楽章 アンダンテ)が使われています。
http://passion-swallow.hp.infoseek.co.jp/zukagenkyoku2006.htm#snowberu

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【 2008/06/08 08:20 】
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