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【 2025/07/21 21:08 】
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昨日は会社にお休みを頂いて「忘れ雪」の初日を観劇してきました!
実は前日会社の上司が風邪でダウンしまして正直休めるか微妙な状況だったのですが・・・なんとか後輩に休みの間のことを託し休むことが出来ました。
最近風邪やインフルエンザが大流行していて、会社でも倒れる人続出だし、学級閉鎖とかも出てるみたいなんで風邪には皆さんも気をつけてくださいね!

昨日はバウで1回観てたのと、バウのお茶会でご贔屓から色々と裏話を聞いていたのもあって1回目より楽しんで観ることが出来ました!
日が経たないうちに『忘れられない』公演の感想を書き残しておきます・・・。

【第1幕】
・ヒロインの深雪(みみちゃん)は小学生時代から始まるため、ランドセル姿で登場。
 研2だからできる荒業。
 ・・・こりゃあ下級生じゃないとムリだな・・・。
・高校生時代の桜木は別の子(帆風成海)が演じている。
 桂ちゃんでも全然高校生いけるのに!と観劇前思っていたがこの後演出上の理由であることがわかる。
・桂ちゃん登場。
 ポスターと同じヨン様ルックスで主題歌を歌うが・・・
 
 冬ソナにみえたのは私だけでしょうか?
 
 主題歌もどことなく冬ソナの主題歌っぽかったような・・・。
・主役の2人はヒロインの飼い犬・クロスを通じて出会う。
 なのでクロスをどう舞台上表現するのか上演前から注目が集まってましたが・・・結果はぬいぐるみ。
 桂ちゃん以下の出演者も誰かがクロス役になるのではと予想している人が多く、犬の鳴き声まで練習していたらしいですが・・・。 
 そして動きはパペットみたいな感じで下級生が操ってましたね。
・東京初日ということもあってか初見の人が多く客席の反応が新鮮。
 クロス登場のたびに爆笑が起こってました。
 犬のパペット使いや桂ちゃんとかなめの友情ソングの「猫に明太子」のところでも笑いが起こってました。
・クロスの育て方・・・スクリーンに犬の育て方みたいなのが出てきて深雪が桜木の協力を得ながら犬を育てる様子が描かれる。
 ここで深雪が小学生なりに桜木を好きになっていく様子を描こうってことなんだろうけど、ここは正直いらない気が・・・。
 それよりかは伯父(あーたん)にクロスを飼うのを反対されるところとかを入れた方が深雪の孤独な生い立ちが浮き出た気がする。
 ここではヒメがソロで歌ってました。
・深雪が引っ越すことになり、桜木に7年後の約束をして別れる場面は7年後、獣医になった桜木が手術をしている場面と並行して表現されている。
 ここら辺原作通りなんだけど、上手くつくったなぁと思いながらみてました。
 ここの桂ちゃんの手術道具を扱う手の動きがかっこいい。
・ご贔屓がお茶会で小道具が細かいとベタ褒めしていたのでつい動物病院のセットに目がいってしまいました。
 我が家には猫が8匹いるので動物病院には実際にいったことがあるのですが・・・確かにあれはよくできてる。
 ドッグフードとか受付とか手術室の様子とか細かい。
 桜木と深雪が飲む缶コーヒーはUCCだし、桜木のカルテもお茶会によると日替わりらしい。
・BARアルカトロス・・・かなめがサックス生演奏してる。
・続けて桂ちゃんとかなめの歌・・・あれを歌詞にするか!?

 「高校も大学も同じクラス~ でも学部は獣医学部と医学部~♪」
 「高一の時の奈良岡と高見・・・」(←桜木君が高校時代に振った女性の数々)

 確かに原作通りだけど・・・でもかけあいそのものは面白かったです。
 一昨日かなめの組替えが発表されたばかりだったので観ててうるっとくるものがありました。
・今回キングが桂ちゃんの病院の助手の役なんだけど、2箇所鼻歌を歌うところがあってこれが毎回アドリブ!!
 昨日は「雪やこんこん」とベルばらの「愛あればこそ」でした。
・何箇所かあるBARアルカトロスの場面で桂ちゃんが本物の飲み物を飲んでるところが1箇所だけありました。
 確か遊園地デートに誘われるシーンだったような・・・。
・桜木と深雪の遊園地でのデートシーンではマーチングバンドが登場。
 なんと主役の2人はキックボードで舞台狭しと滑りまわっております。
 「深雪さ~ん♪」とか言いながら・・・もはやノリはお花畑。
 この作品唯一の楽しい場面です。
 鼓笛隊に混じってロケットみたいに足をあげるところもあり。
・クロスの死はスクリーンに心拍機が出てきて、それが平行になることで表現。
 ここは上手く考えたなと思いました。
・桜木は深雪の手紙から7年前の約束を思い出すところは微妙に原作と変わってましたよね。
 舞台では桜木宛に手紙が届いて・・・だったけど、原作では深雪の家に1度行ったことがあって、そこを再び訪ねることでキャンバスの絵と一緒にみつけるんです。
 ここは原作通りの方がよかった気が。
 一応キャンバスの件は台詞で出てくるんだけど、原作読んでないととわからないと思う。
 一幕の最後が深雪の部屋だということ自体も・・・。

【第二幕】
・2幕は桜木の夢からスタート。
 今回フィナーレがないのでキムミミ唯一のデュエットダンスです。
 みみちゃんもピンクのロングドレスだし、この場面かなり好きですね。
 児玉先生、こういう場面をもっと入れて・・・(以下自粛)
・やっとナガさん(かなめのパパで大物政治家役)&きたろう(その秘書)が出てきた。
・みなこが演じる静香君は桜木に片思いという役どころ。
 深雪に惹かれていく桜木の姿に耐え切れず暴走してしまいます・・・この暴走が非常に怖いー。
 桜木を深雪にあわせないために犬を使ってある行動に出るんですが・・・家に猫を8匹飼ってる身としてはここには恐ろしくて書けません。
 で、その内容を携帯電話で共謀者(かおり)と話してるところを桜木に聞かれてしまうんだけど・・・。
 この演技が非常にうまかった。
 時折小声にしたりして緩急つけて話すのがリアリティありまくりでした・・・。
 こんな人が近くにいたらマジで怖い。
 原作ではもっとものすごいことをやらかすんですが・・・。
 桂ちゃんのこの場面の突き放したような演技もよかったな。
・あぁぁ拷問シーン(生徒はボコボコシーンと呼んでるらしい)きたー(大泣)
 先に弟のせしるがやられております・・・(お茶会情報ではここは生徒が話し合いで振りを考えたとのこと)
・いやーな予感と思ってると桂ちゃん登場・・・あああああ。
 これかなり本格的なんですよ・・・きたろうが核でぼこぼこにするんだけどながーい木の棒もってるし。
 桂ちゃん地味に側転とかしてたりします。しかも長い。
・桂ちゃんが殴られるところは「ディオーム」という世界陸上のAQUA5の歌でバックダンサーも務めたダンスチームの人が殺陣をつけたそうです。
 殴られる側だけでなく、チンピラ連中も含めた殴る側の動きも重要なんだそうな。
・あまりに殴られ続けて意識をとばしたのか途中でなぜかスクリーンにマリア像が映し出され深雪の姿が。
 ・・・なんでここがこんな演出なのか未だによくわからないのですが。
 あと蛇の男女が出てくるんだけど、これは劇中で出てくる心理テストつながり?のようです。

 【心理テストの内容】
 恋人が魔女に魔法をかけられて蛇になってしまいました。
 あなたならどうする?

 1.気づかないふりをする
 2.なんとか魔法を解こうと努力する
 3.自分も蛇になる

 心理テストの結果はというと・・・
 1.を選んだあなたは、相手を傷つけないようにという弱者の優しさ
 2.を選んだあなたは、とても芯が強い人。
 決して諦めず、醜い姿に変わり果てた恋人から目を逸らさず、真正面から全力投球で魔法を解こうとする強者の優しさ
 3.を選んだあなたは、蛇になった人とともに堕ちて行こうとする、破壊的な優しさ

・うわーと思ってるとやっと助けが!
 かなめが助けにやってきます。遅いよかなめ!!
・ぼろぼろになりながら深雪のもとへ向かう桜木・・・桂ちゃんぼろぼろ演技うまかったです。
 階段上るところとかぜーぜー息も絶え絶えに台詞言うところとか。
・深雪と再会するも死んでしまう桜木。

 原作では静香が深雪を殺そうとナイフ片手に襲ってくる
 →かばおうとした桜木が刺されて死ぬ

 なんですが、さすがに宝塚でそれはという話になったのか暴行がもとで死亡になってました。
 ちなみに原作では静香は桜木を刺した後、田園都市線の○賀駅で飛び込み自殺というオチまでついてます。
 桜木動物病院自体がこの近辺にある設定ですからね。
 沿線住民としてはリアリティありすぎでさらにおそろしいです。
 通勤で毎日通ってるし!!
・フィナーレはなし・・・お辞儀だけです。
 そういえば、舞台上でチェロを演奏してる人がいましたが・・・あの演出の意図もナゾ。
 それよりかはフィナーレをつけてほしかったな・・・・・・。
 
で、終演後の挨拶。
かなりうろ覚えですが、まずは組長のナガさん。

「本日はバウ・ピュア・ストーリー『忘れ雪』日本青年館初日をご観劇くださりありがとうございます。
 今回のお話は一人の人間を一途に愛する純愛物語でございます。
 今回の舞台を御覧頂いてお客様の心を温かくできれば、と思って公演しておりますが皆様の温かい拍手に演じているこちらが温かくなりました。
 ・・・ではお待たせ致しました!
 日本青年館初主演の音月桂よりご挨拶申し上げます」

「日本青年館初主演の」のところで周りの出演者にはやされ、客席からも拍手をもらった桂ちゃんは照れて自分の顔を隠す仕草をしていました。
そして桂ちゃんの挨拶・・・カーテンコールも含めて3回挨拶。

・組長さんの話にもありましたが私も皆様の温かい拍手に心が温かくなりました。
・(カーテンコールで)皆様のおかげでホッカイロもいらないくらい心が温かくなっています。
 もう脱いじゃおうかしら(とコートを脱ぐ仕草。横ではヒメが身体をくの字にしてウケていた)
・外は寒いですが皆様くれぐれも風邪をひかないようにしてください。
 そして寒いときは「忘れ雪」を観に来て温まってください。

確かこんなことを言っていた気がする。
1回目の挨拶の後だったかな、桂ちゃんがかなめの肩に手をやって抱き寄せる瞬間があってじーんときた。
かなめの星組組替えの発表があったばかりなので。

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【 2009/01/24 09:52 】
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