昨日星組東京公演「THE SCARLET PIMPERNEL」を観てきました。
三井住友VISAカードの貸切公演。
すごくいい席(1階3列)で観たのでオペラグラスを使わずに舞台全体をみれました☆
1幕ラストの舞踏会とか迫力がすごかったです。
観劇後プログラムを見ながらHPのスカピンコーナーを修正してみました。
iTunesのリンクもつけてますので興味のある方はどうぞ。
http://passion-swallow.hp.infoseek.co.jp/zukagenkyoku2008.htm#scarlet
音楽は全てフランク・ワイルドホーン氏作曲。
やはり耳に残る曲が多いですね。
観劇後、ナウオンとかこの作品絡みの映像を何個かみたのですが、組長さんととうこさんのトークで
「今回の曲は日本人好み。
『エリザベート』は日本人には考えられない音程とかハモりとかが結構あったけど今回はスーッと身体にはいってくる」
という話があって「確かにそうかもー」と思いました。
昨日1回だけの観劇でしたが、みながら口ずさんでしまう感じでした。
観劇の感想ですが・・・、
トップのとうこさんは歌が上手いので安心して聴いてられました。
全く予習せずにみたので、前半変装には全く気づかず(笑)
後から考えてみて確かに声がとうこさんだったなぁと。
ロベスピエール以下がだまされすぎな感はありましたが、話自体は笑える場面もあって楽しかったです。
2番手のレオン君のショーヴランは一番の儲け役だと思います。
ナウオンで今までの引き出しにない役で小池先生にかなりしごかれたと言ってましたが、歌が上手くなってて驚きました。
とうこさんと対峙する悪役なんだけど、ただの悪い人ではなく革命の理想に燃えるあまり狂ってしまったという感じ。
元カノでとうこさんの妻になってしまったマルグリット(遠野あすか)を脅迫しつつも一方で愛情を捨てきれないという一面もよく出てましたね。
芝居終盤でとうこVSレオンの剣対決がありましたが、この2人、前の「エル・アルコン」でも剣対決を繰り広げていたのでそれが脳裏をよぎりました。
最もあの時とは善悪の立場が逆転してるし、勝者も違うのですが。
フィナーレは小池先生のフィナーレ!って感じですね。
2番手銀橋ソロ→ロケット→娘役群舞の中トップ歌う→2番手以下出てきて男役群舞→トップ途中ではけ、2番手以下で続き→デュエダン→パレードという流れがまんまエリザフィナーレ!
レオン君の「ひとかけらの勇気」に軽く違和感でしたが、それを言ったらエリザのフィナーレでもフランツが恋敵のトート閣下の曲(愛と死の輪舞)を歌ってますからね。
剣を持って踊る群舞のところがかっこよかったです。
最後に昨日観た時のアドリブを。
今回レオン君のショーヴランは一張羅です。
6代目ルキーニが自身のボーダー服を一張羅と呼んでましたが、それを上回る一張羅っぷりです。
黒づくめにフランス三色旗の襷。
たぶんフィナーレの歌手まで1回も着替えてないはず。
ルキーニはスパンコールきらきらのマグカップ売りやらカフェやらなんだかんだ着替えてますからね。
最後のパレードは軍服着ちゃってるし。
ショーヴランは華やかなパレードすら一張羅ですから。
が!そんな彼に違う服を着せようと救いが差し伸べられるシーンがあります。
スカーレットピンパーネルの正体を暴くべくイギリスに大使として乗り込んでくるショーヴラン。
プリンスオブウェールズ(組長さん)の仮面舞踏会に出るというショーヴランに「その格好でいくの?」と聞くパーシー(とうこさん)。
「勿論」と答えるショーヴランにパーシーから救いの手が・・・。
パ「それではファッションの街パリが泣く!・・・なんなら私の服を貸してあげようか?」
シ「・・・結構だ」
パ「VISAカード持ってるから何でも買えるよ?どんな服が欲しい?言ってごらん?」
シ「(パーシーをにらみながら)結構だ」
その後もVISAカードネタで責めるパーシーに
シ「(VISAカードを)持っている(からいい)」
パ「持ってるんだ!なら2人で買い物をしようよ~。なににする?」
結局断固拒否のショーヴランにパーシーは諦めて去っていく。
去ると同時に脇にいたマルグリット(あすか)に
シ「・・・あれ(パーシー)のどこがよくて結婚したんだ!!!(元カノなので嫉妬心丸出し)」
マ「予測がつかないところかしら・・・」
星ファンの友人は花火大会の日に観劇したので、延々と浴衣ネタだったと言ってました。
リピートしてたらいろんなバージョンがあるんでしょうね!
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